HIGHLIGHT

アール・デコ期の金工細工の巨匠、エドガー・ブラントによる飾り棚である。ブラントは、アール・デコ時代に、最も名が売れていたメタルワーカーである。日本のジャポニズム、中国のシノワズリ、古代ギリシア、エジプト等様々な影響を受けて制作されたブラントの作品は躍動感に溢れ、多くの者の心をつかんでいる。ドーム工房ともランプや花瓶等のコラボレーション作品を発表していることで知られている。アール・デコの息吹を感じる曲線が美しいコンソールテーブルである。本作には1934年に発行された、”Etablissements Edgar Brandt”による領収書が付属している。